令和国際大学

グローバルビジネス学科コミュニケーションデザイン学部

2019-04-22 RMCE-BT2買った

RMCE-BT2は、Shure型のイヤホン(と言うとわかりやすいと思って言ってるが、なんかライブとかでミュージシャンがつけてる、耳の後ろにぐるっと回り込むタイプのイヤホンあるでしょ。正確に言うとMMCX端子のイヤホンですが)をBluethoothイヤホン化するためのもので、純正品が税込で二万円程度する。はっきり言うとこれ単体でそこそこの価格帯のBluetoothイヤホンが買えてしまうわけではあるが、自分はイヤホンで言えばShureのSE215をどうしても使いたい人間なのである。なので、こいつをどうにかしてBluethooth化する必要がある。というか、学生時代からSE215ばっか使って来たので、社会人になってから意気込んでShureの上位機種を買いに行くぞッ!!!と思い立って試聴しても全然ピンと来ないという謎の事態、多分はSE215を基準にほかのイヤホンを聞いて判断するということになっている次第で、しかもこいつの用途といえばもっぱらリスニングでしかも聴いてるのももはやストリーミング音源だしということもあり、イヤホンでこれは劇的に聴きやすくなったぞッ!という風にしようと思うとむしろハイレゾなり何なりに、要するに音源と再生装置のほうをどげんとせんといかんなというところで、まあいいや、Apple Music異様に便利だしな、というところで落ち着いている。

そもそもこれまで通勤時にはATH-M50Xというオーディオテクニカのモニタリングヘッドホンを使っていて、これはこれでビビるほど利便性と実用性を兼ねた代物であり、自分の中に長らくあったオーテク=シャカシャカ音大好きな特異体質向けの異様なメーカーという偏見をすべてひっくり返すクソヤバプロダクトなわけであったが(ATH-M50Xがいかに高品質なのかはまた気が向いたら書きたい)、いかんせんヘッドホンというものの特性上とにかくかさ張る。最小荷物で出勤しないといけない時とかは非常に困るし、そもそも満員電車で装着するだけでも取り回しに苦労することが多々あった。それが億劫でそもそも音楽を聞かないことを増えて来たし、いくら音が良くてもそもそも聞かないんじゃ元も子もないなということで、こうしてイヤホンの世界に舞い戻ったのである。

で、今こうしてSE215+RMCE-BT2で聴いてるわけだが、まあやっぱ視聴体験単体で見ればATH-M50Xには届かないけれども(特に定位とかは圧倒的にATH-M50Xに軍配が上がる、ヘッドホンなので当たり前だが...)、他方で非常にコンパクトに耳元が収まるので、そういった利便性を鑑みるとこれはこれでギリセーフかなという気がする。ということで、ATH-M50Xは家での音楽制作のモニタリングに戻し、明日よりイヤホン生活に久々に戻ることになった。

にしても、さんざっぱらSE215じゃダメなんだとか言ってたけど、こんなに音の拡がり弱かったっけな。いま話題のBillie EilishのBad Guyを聞いてみたけれど、あの曲の最大の長所だと言うべきキックとベースのダッキングのノリがほとんど死んでるんだよな。ベースのボケアシがキックを避けきれておらずもっさりしちゃってる。うーん、久々に425とか試しにいこうかしら。つうかSE215でもこれぐらいしかダッキングのノリが見えないなら、Airpodsとかで聞いてる人らには一体どう聞こえてるんだ?もしかしてめちゃくちゃ過剰だよっていうぐらいやらないと伝わらないんじゃないか?