令和国際大学

グローバルビジネス学科コミュニケーションデザイン学部

2019-05-08 MBPのバタフライキーボードがヤバい

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MBPのバタフライキーボードがヤバいことに気付いた

使い始めてから8ヶ月ぐらいのMBP2018のバタフライキーボードがいよいよヤバい。巷間でヤバいヤバいと言われ続けてきたMBPのバタフライキーボードだが、そもそもUSBでキーボードを接続しての運用がこれまでほとんどだったため大して気にはならなかったが、この程GW中にMBP単体で運用することが多かったため遂にヤバさの認知に至った。

キー入力の二重カウントがこれほどまでにだるいとは

自分の場合は何故かtのキーが二重でカウントされることが多い。その結果、例えば「追加」というbuttonを作るのに「ッ追加」なるボタンになったりすることが多い。無駄な勢いと力みを感じる。これは日本語の文章で「った」という文章を打つことが多く、tが他のアルファベットと比べて使用頻度が高いためだと思われる。ただ、アルファベットの二重カウントよりもだるいのが「スペースキー」と「デリートキー」の二重カウントだ。前者は漢字変換時にデフォルトで二番目の候補が選択されることになるし、デリートキーは必要な文字まで超過して消してしまった上でもう一度入力させられるハメになる。特にデリートキーは悪質*1で、「アルファベット二重カウント」による不要な文字を削除しようとしてデリートキーを押すとデリートキーの二重カウントにより文字が消されすぎるという凶悪なコンボ(ハメ技)を持っているので心理的負荷が更に増すこととなる。

このせいで検討中だった私用のMBPの購入を控えている

今は会社から支給されたMBPを家でも会社でも使用しているという状態だが、さすがにそれはまずいなと思うことが増えてきたので自家用に購入することを検討していた。だが、現行モデルはいずれも悪名高きバタフライキーボードである。会社のものだからという理由で物理的復讐にこそ至っていないものの、私は元々プレイステーションのコントローラーを破壊する側の人間であり、所有権が自分にある場合は誤動作につぐ誤動作によって生じる心理的負荷のためにこの30万円の塊をも破壊するリスクを看過できない。そのリスクが低減していると考えたい次期モデルの発表までMBPの購入は控えたいと思うようになった。

メリット:スペースキーの二重カウントで語彙力が向上する

ところで*2これまでデメリットばかり述べてきたが、実はメリットも存在する。スペースキーが二重カウントされることにより、想定していなかった変換が行われた結果、知らなかった語彙を目にすることが可能となる。以下に挙げるのはこのエントリを書く間だけで私が新たに得た語彙である。

後乳(こうにゅう):「購入」の誤変換。乳児が飲む母乳のうち、飲ませ始めの母乳を「前乳」、飲ませ終わりの母乳を「後乳」と呼ぶ。前乳と比較して、脂肪の濃度が濃く高カロリー。赤ちゃんの血液の流れをよくし、脳の発達、視神経や網膜の働きを活性化させ、アレルギーの予防改善にも大切な成分が含まれていることが立証されているらしい。

弘入(こうにゅう):「購入」の誤変換その2。1857-1932 明治-昭和時代前期の陶工。 安政4年生まれ。楽慶入(けいにゅう)の長男。明治4年京都の楽家12代となる。大正8年滋賀県石山に隠居した。昭和7年9月24日死去。76歳。名は喜長(よしなが)。通称は吉左衛門。別号に雪馬。 

ただし、多くの場合は「検討」が「健闘」になる程度で、往々にして既に知っている語彙である場合が多く、苛立ちの元としかならないことも合わせて言及しておくべきである。

 

まとめ:余程気が長くないならMBPの購入は我慢すべき

 

*1:これは「あくっしっつ」となった。いよいよしんどい。

*2:これも一度「っところで」となったし、「一度」も「いっちど」となった