2019-05-12 パチンコ屋の匂いが好き
パチンコもスロットもしないのだが、たまに喫煙所代わりに寄るパチンコ屋の匂いがとても好きだ。タバコとそれを搔き消すための香料とが入り乱れて非常に猥雑な趣きがある。なんでそれが猥雑な感触がするのか考えてみたら、もしかすると粗野なラブホテルの記憶と結びついているのかもしれない。
いま思えば世間でクサいと言われる匂いが好きだ。ガソリンスタンドの匂いも好きだし、油性マジックペンの匂いも好きだ。けど、そう言えば動物園の匂いとかは苦手だ。そう考えるとクサい人工物の匂いが好きなのかもしれない。
2019-05-11 ソンフンミンにボコられてるようじゃシティのCL制覇は無い
タイトルで言いたいこと全部言ってしまったが、要はソンフンミンにボコられている程度の守備の完成度のままなら、リバポと当たればサラーにボコられ、バルサと当たればメッシにゴミのように扱われるのが良いところだろうということで、どのみち今シーズンのCL制覇はキツかったのではないでしょうか。つうかソンフンミン、同じスパーズの先輩ならもうベイル級に仕上がってると思うので、レアルなり何なりに行ってみてはどうでしょうか。個人的にはユヴェントスが似合うと思っていますが、どちらにせよスパーズじゃもうオーバースペックです。かつての戦術ベイルよろしく、戦術ソンフンミンと化しつつありますし。これでソンフンミンのゴールでCL決勝まで進むことがあれば、いよいよ現実的になりそうです。
で、そのソンフンミンにボコられ続けたウォーカーですが、カタログスペックはめちゃくちゃ高いけど色々と対応がよくわかんねえなっていう場面多い気がする。まあウォーカーに限らず世界中でソンフンミン級のウィンガーを1対1で止めれる右SBって今誰がいるのかっていうと別に思いつかないのだけれど、あそこまでボコられ続けても戦術じゃなくカードで対応できないのはしんどいよな。ということでレアルで揉めてるヴァランをゲットして右SBに魔改造しよう。それぐらいしか止める手立て思いつかない。
2019-05-10 シティの背番号を勝手に振り直す
- エデルソン
- ウォーカー
- オタメンディ
- フェルナンジーニョ
- コンパニ
- ギュンドアン
- デ・ブライネ
- ダビド・シルバ
- アグエロ
- ベルナルド・シルバ
- スターリング
- ブラボ
- ラポルテ
- ジンチェンコ
- ストーンズ
- マフレズ
- デルフ
- ジェズス
- フォーデン
- サネ
- メンディ
- ダニーロ
- ムリッチ
- マンガラ
古き良きサッカーおじさんなので背番号とポジション、戦術的重要性がリンクしていて欲しい。個人的にはフォーデンに一桁の背番号あげたいけど...ギュンドアンが出ていったらそのままフォーデンにあげてもいいんじゃないかな。47はあんまりでしょ。ちなみに、フォーデンとは2000年生まれのマンチェスター・シティの未来であり、シチズンズ全員が我が子のようにその行く末を見守る期待の若手であります。
2019-05-09 ゼロからのUXデザインの勉強はめちゃくちゃ面倒くさいが
課外活動として、新規サービスのUXデザインから携われることになった。ずっとやってみたかった部分なので大変助かる、というのがこれまでのあらすじ。ところが、UIとUXが連続的であるのと同様に、UXとCXもまた連続的であるという事実が携わっていく上で判明する。これは予想外だった。つまりはUXとの関連性が色濃いCXの部分のデザインから現状携わっていくことになり、それがとても大変である、という回が現状である。知識も経験もないので、急いで知識を仕入れ、そして手探りで経験を重ねていく状態で、効率も悪いし、プロフェッショナルとして価値を提供していると言うよりは、そう言えばこういう話もあったんですけどどうですか?ぐらいにしか言えないのがしんどい。
先日も言及したLean UXを読了した上でそのメモから引用しつつ、UXなりCXなりのデザインをリードしていくのだが、Lean UXが推奨するようなプロセスではリサーチが頻出する。ところが、リサーチを行う見識がないので、今度は下記のような本を読み漁ることになる。
UXリサーチの道具箱 ―イノベーションのための質的調査・分析―
- 作者: 樽本徹也
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これを読み進めていくとなるほど、こういうリサーチがしたい時はこういう手法を用いればいいのか、とか言う風になる。ただ、ここで紹介されている説明のみだとどうしても漏れがあるのではないかと思えてくる。何もかもLeanにやりたいのだがそうすると準備不足で再度やり直しは単なる時間ロスのようにも思える(荒くてもイテレーションしていくことが大事、というのもまたLeanの形なのかもしれないが...。)。たとえばユーザーインタビューを行いましょうとなった時に、ここに書いてあることをベースに行うのだが、保険のために参考書として上がっているものも読んでおきたい、とかそんな感じである。
はっきり言うと、こういったプロセスはかなり手間がかかる。有り体に言うとめんどくさい。ただ、仮想ではなく、また単なる予測でもなくて、実体として必要性のある状況だからこそ、我が事として読み進めることが出来る。これが将来UXデザイナーをやりたいからと何となくだけで進めていくのは難しかっただろう。この学習を今自分が投げ出すことで、(大げさに言うと)ビジネスのデザインで路頭に迷いうる人がいる、ということがどれだけ大きな意味を持つのか、それを身をもって学んでいる。
2019-05-08 MBPのバタフライキーボードがヤバい
MBPのバタフライキーボードがヤバいことに気付いた
使い始めてから8ヶ月ぐらいのMBP2018のバタフライキーボードがいよいよヤバい。巷間でヤバいヤバいと言われ続けてきたMBPのバタフライキーボードだが、そもそもUSBでキーボードを接続しての運用がこれまでほとんどだったため大して気にはならなかったが、この程GW中にMBP単体で運用することが多かったため遂にヤバさの認知に至った。
キー入力の二重カウントがこれほどまでにだるいとは
自分の場合は何故かtのキーが二重でカウントされることが多い。その結果、例えば「追加」というbuttonを作るのに「ッ追加」なるボタンになったりすることが多い。無駄な勢いと力みを感じる。これは日本語の文章で「った」という文章を打つことが多く、tが他のアルファベットと比べて使用頻度が高いためだと思われる。ただ、アルファベットの二重カウントよりもだるいのが「スペースキー」と「デリートキー」の二重カウントだ。前者は漢字変換時にデフォルトで二番目の候補が選択されることになるし、デリートキーは必要な文字まで超過して消してしまった上でもう一度入力させられるハメになる。特にデリートキーは悪質*1で、「アルファベット二重カウント」による不要な文字を削除しようとしてデリートキーを押すとデリートキーの二重カウントにより文字が消されすぎるという凶悪なコンボ(ハメ技)を持っているので心理的負荷が更に増すこととなる。
このせいで検討中だった私用のMBPの購入を控えている
今は会社から支給されたMBPを家でも会社でも使用しているという状態だが、さすがにそれはまずいなと思うことが増えてきたので自家用に購入することを検討していた。だが、現行モデルはいずれも悪名高きバタフライキーボードである。会社のものだからという理由で物理的復讐にこそ至っていないものの、私は元々プレイステーションのコントローラーを破壊する側の人間であり、所有権が自分にある場合は誤動作につぐ誤動作によって生じる心理的負荷のためにこの30万円の塊をも破壊するリスクを看過できない。そのリスクが低減していると考えたい次期モデルの発表までMBPの購入は控えたいと思うようになった。
メリット:スペースキーの二重カウントで語彙力が向上する
ところで*2これまでデメリットばかり述べてきたが、実はメリットも存在する。スペースキーが二重カウントされることにより、想定していなかった変換が行われた結果、知らなかった語彙を目にすることが可能となる。以下に挙げるのはこのエントリを書く間だけで私が新たに得た語彙である。
後乳(こうにゅう):「購入」の誤変換。乳児が飲む母乳のうち、飲ませ始めの母乳を「前乳」、飲ませ終わりの母乳を「後乳」と呼ぶ。前乳と比較して、脂肪の濃度が濃く高カロリー。赤ちゃんの血液の流れをよくし、脳の発達、視神経や網膜の働きを活性化させ、アレルギーの予防改善にも大切な成分が含まれていることが立証されているらしい。
弘入(こうにゅう):「購入」の誤変換その2。1857-1932 明治-昭和時代前期の陶工。 安政4年生まれ。楽慶入(けいにゅう)の長男。明治4年京都の楽家12代となる。大正8年滋賀県石山に隠居した。昭和7年9月24日死去。76歳。名は喜長(よしなが)。通称は吉左衛門。別号に雪馬。
ただし、多くの場合は「検討」が「健闘」になる程度で、往々にして既に知っている語彙である場合が多く、苛立ちの元としかならないことも合わせて言及しておくべきである。
まとめ:余程気が長くないならMBPの購入は我慢すべき
2019-05-07 デザインのバランスが崩壊する時
出典:
そこそこデザイナー歴長いのにこういう時いまだにどんな顔をしたらいいのかわからない。というかそこそこ歴あるのにこの画像みたいなことが起こっている時点で全然ダメなんじゃないかという気がしている。こういうイベントがあった時、僕は何も言わず発注者の言う通りしてみるようにしている。文字通り貴方の言うようにしましたよ、これで本当に良いと思うんですか?明らかに破綻しますよね?というのを視覚的に理解してもらう。だが、多くの場合は「そうそう、これこれ!」となって校了なりリリースなりするのみだ。そもそもそこでン?となるような人は根底をひっくり返すようなことは言わないだろう。つまり、こう言ったことを言えてしまう余地が残っている時点で色んな意味で詰めが甘いと考えるべきなのかもしれない、と考えているし、自分自身もかなりの程度詰めが甘いとも思う。
変な話だが、ここの色(もしくはサイズ、フォント、マージン...何でもいいがデザイン要素)を基準に他を組み立てていきますので、ここを変えるならなるべく早めに伝えてくださいね?という駄目押しがそれまでの過程でどれぐらい出来ているかどうかでこういった事が発生する確率が大きく変動する。いつかの記事でも書いたがプロセスがどれだけオープンなのかで成果が決まるという話の亜種かもしれない。ステーキ屋でウェルダンで、と注文して出来上がる寸前にやっぱレアで、と言い出す輩がほとんどいないであろうことは、ステーキの調理という不可逆的なプロセスの想像し易さに起因している。デザインデータも可逆ではあるが、実質的には「調理しなおし」になる場合があり、このチェックポイントを遡るには大規模な工事が必要になるんですよ、というのは多少嫌がられても言っていくべきなのかもしれない。
名の通ったいわゆるヒーローデザイナーならともかく、名も無きデザイナーとして働くというのは実はそういう絶妙な寝技力が試される場面も少なからずある。これは恐らくよく手が動くだとか、デザインの引き出しが多いとかとは全く別次元の能力であり、正直それが出来ないからデザイナーやってんだよと思う人も少なくないかもしれない。だが。呪う相手は決して通りの良くない自分の名前ではあっても、デザインを知らない発注者ではない。最終的にクオリティをコントロールして良い物を世に放ちたければ、恐らくは我々のような零細デザイナーが避けては通れない道なのだろう。
2019-05-06 オッさんが作ったサービスを若者が無視し続ける世界が来る
トヨタのKINTOっつうサブスクサービスがある。現状では都内限定で、トヨタのサブスクっつうからには車がサブスクで乗れる。その代金、月額約5万円。馬鹿なのだろうか。誰か止めなかったのか。可処分所得が多い年長世代でもポッと出せる額じゃない5万円を、なぜメインターゲットであろう若者が出せると思うのか?つうか若者をターゲットにしてないのか?誰をターゲットにしてるのか?月5万円をポッと無理せず出せる時点でかなり可処分所得があるとは思うのだが、それぐらい余裕あればランク下げて中古車なり何なり買うんじゃないの?この半額まで下げてようやく若者の検討ラインにギリギリ乗るか乗らないかっていうぐらいだと思うだけど、価格設定にコンサルとか入れなかったのか、それとも入れた結果がこうなのだろうか。
まあKINTOが馬鹿げているという話はもういいとして、これ聞いて致命的だと思ったというか、寒気するなと思うのが、もしかすると大企業の高層ビルで踏ん反り返ってるオッさん達って若者って月5万円ぐらいなら何となく出すでしょぐらいに考えてるんじゃないかっていうということだ。要するに若者に所得の再分配をしてこなかったっていう自覚がまるで無いんじゃないか。意味もなく若者はケチで、無料で観れるYoutubeだけを見て過ごしてるんだから、その気になれば5万円くらい出すだろとか思ってるのかもしれない。無い袖はふれないのだが、有ると思ってる。だとすればめちゃくちゃ空恐ろしい。そこがズレたまま行くとオッさんが価格設定したサービスを若者が無視し続ける世界が出現する。少子高齢化社会ではどんどん意思決定層がオッさん化し続けていくので、この流れはオッさん達が死ぬまで続く。やがて我々金の無い若者が意思決定をするようになるその日まで我々は何の契約も行えないのである。