令和国際大学

グローバルビジネス学科コミュニケーションデザイン学部

2019-05-05 フリーランスの思考実験

このブログでもたまに書いているがフリーランスとなった場合の思考実験をいろいろやったりしている。実際にフリーになるかどうかは別にしても、会社組織に属さない場合、フレキシブルに動いて色々と出来そうな気はしてくる。ここから直観でしかない勝算をベースに動き始めても良いような気もしてくるが、その状態から、最近凝ってるLean UXっぽく言うところの「イテレーティブ」に対価を得ていけるかどうかはまた全然違う問題だ。

ただ、やはりフリーランスのフレキシビリティというのは大いなる魅力だ。会社組織においては職域というものが存在し、そこから逸脱しても許されるのは、あくまで本来の職域において所属組織からの期待をこなした上か、もしくは本来のポジションでもたらす以上の価値を課外活動で組織にもたらすことが明白な場合の話になることがほとんどだ。

言ったら、自分はいまは会社から支給されている名刺上の肩書はWEBデザイナーだが、言うまでもなくう別に私の脳みその100%隅から隅までWEBデザイナーなわけではなく、それ以外の領域でも価値を供与するのは不可能ではない。この肩書なら、WEBデザインの隣接領域ぐらいまでは何とか許されそうではあるが、隣接もクソもない仕事をいきなりやろうと思うと、上述のように組織としては本業やってください、もしくはフィジビリ示して下さいよという話になる。それはそれとして当然のことではあるが、他方でそれが死ぬほどまだるっこしいと思うことが増えた。金になるかどうかは知らないが、面白そうなアイデアがあれば経験とか現状のスキルセットとか抜きでオーガナイズして仕事にしたい。安牌を抱えてからフリーになったほうが良いという話はかなりの程度同意できるが、別にフリーになってから何とか死に物狂いで安牌を探し出して抱えられたらそれでいいんじゃないかという気もしているし、他方で組織に属しながらちんたらやってたらいつまで経っても出来ないだろう。

とかとか、考えていると自分は組織というものに向かない人間なんじゃないかと思えてくる。そういう発想でフリーランスになる人は少なからずいるとは思うのだが、それで何が起こるのかは、さすがに勢いだけで決めずに多少は検討したほうがよいと思う。